日本語
Japanese
このサイトでは、山口県立大学日本語教員養成課程の学生が作成した教材を提供しています。これらの教材は、文部科学省の日本語指導のプログラム(「サバイバル日本語」「日本語基礎」「技能別日本語」「日本語と教科の統合学習」「教科の補習」)に対応した内容で作成しておりますので、それぞれの児童生徒のレベルに合わせてご利用ください。プログラムの詳細につきましては、文部科学省HPの「外国人児童生徒受入の手引き【改訂版】」よりご確認いただけます。
本サイトが日本語能力の不足で問題を抱える児童生徒の教育支援の充実、そして現場教員の負担軽減の一助になれば幸いです。
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「サバイバル日本語」プログラム
来日直後の児童生徒は、言語はもちろん文化・習慣の違いから生活のあらゆる場面で、困難に直面します。日本の学校生活や社会生活について必要な知識、そこで日本語を使って行動する力を付けることが目的のプログラムです。挨拶の言葉や具体的な場面で使う日本語表現を学習することが主な活動になります。
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「日本語基礎」プログラム
文字や文型など、日本語の基礎的な知識や技能を学ぶためのプログラムです。日々の生活で浴びせられている日本語について、整理し、規則を学び、自分でも使えるようにするための学習をします。日本語の知識・技能の獲得を目的の中心としつつ、学校への適応や教科学習に参加するための基礎的な力として日本語の力を位置付けて計画しましょう。
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「技能別日本語」プログラム
「聞く」「話す」「読む」「書く」の言葉の4つの技能のうち、どれか一つに焦点を絞った学習です。小学校高学年以上、特に中学生には、有効なプログラムです。また、読解・作文の学習で、目的に応じて読み書きの力を計画的に高めることは教科学習にとっても有益だと考えられます。
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「日本語と教科の統合学習」プログラム
日本語を学ぶことと教科内容を学ぶことを、一つのカリキュラムとして構成したものが「日本語と教科の統合学習」です。児童生徒にとって必要な教科等の内容と日本語の表現とを組み合わせて授業で学ばせます。
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「教科の補習」プログラム
在籍学級で学習している教科内容を取り出し指導で復習的に学習したり、入り込み指導として、担当教師や日本語指導の支援者の補助を受けたりしながら取り組む学習です。児童生徒の母語がしっかりしていて、支援者や教師が児童生徒の母語ができる場合は、母語で補助しながら進めることが有効です。
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その他
授業の合間に遊びながら日本語や日本文化を学ぶことができる教材などを掲載しています。